るさんちまん

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怠惰なWebエンジニアが保育士試験を受けてみた話

保育士試験を受けることにした - るさんちまん
を書いてから早3ヶ月。8/10(土)、8/11(日)に保育士試験の筆記試験を受けてきたので、やってきたことなどを振り返ろうと思います。
保育士試験とはなんぞや、とかなんで受けたか、などは↑のエントリ参照。

勉強をはじめるに当たっての自分ルール

保育士試験は筆記と実技の2種類あるのですが、筆記9科目全て合格しないと実技に進めないので、筆記試験に絞って勉強することにしました。
勉強するにあたって、意識したことが1つだけあって、それは
モチベーションが下がることはやめる
ということです。

  • 働きながらの勉強
  • 実務に全く関係ない
  • 勉強への動機付けが強くない
  • 性格的に怠惰で飽きっぽい

という点から、3ヶ月という期間コンスタントに勉強を続けるためには、モチベーション維持がなにより大事と考え、勉強の効率が多少落ちたとしてもモチベーションを維持することを最重要としました。

勉強をはじめる

勉強方法としては、

  1. 講座に通う
  2. 通信講座を受ける
  3. 独学

の3種類が思いついたのですが、時間的制約から、独学しかなさそうだったので、独学にしました
教材は、ほぼ保育士 保育士試験の勉強法 その1を参考に、ユーキャンの参考書を買って読んでみることにしました。

2013年版 U-CANの保育士速習レッスン(上) (ユーキャンの資格試験シリーズ)

2013年版 U-CANの保育士速習レッスン(上) (ユーキャンの資格試験シリーズ)

2013年版 U-CANの保育士速習レッスン(下) (ユーキャンの資格試験シリーズ)

2013年版 U-CANの保育士速習レッスン(下) (ユーキャンの資格試験シリーズ)

さっそくつまづく

参考書を読んで勉強するのが大学時代ぶり、かつガリガリ勉強するのが苦手なこともあり、15分程度参考書を読んだだけで眠たくなり、飽きてしまう日々が1ヶ月ほど続きました。
範囲がめちゃくちゃ広いのに、参考書だけだとどこが重要かわからず、徒労感があったという理由もありました。
さすがにこれでは身につかないし、モチベーションが保てないので、勉強方法を思い切って転換することにしました。
ユーキャンの予想問題集を買って、とりあえず通しでやってみる、というものです。

2013年版 U-CANの保育士 過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

2013年版 U-CANの保育士 過去&予想問題集 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

そうすれば、現時点での自分の実力もわかるし、全くわからない問題だけ参考書を見ることで「出る問題に絞って勉強している」気になれるので、モチベーション低下を抑制できると考えたからです。

勉強を進める

予想問題を解きつつ、参考書で知識を蓄える勉強を進め、予想問題が全て終わった後には模擬試験を解いてみました。
全科目4割〜7割程度の正答率で、合格基準の6割と比較して、もう少し足りない、というところでした。
この時点で試験まで残り数週間だったのですが、仕事の都合であまり時間が取れず、試験までは予想問題と模擬試験をもう一度解き直す程度しかできませんでした(いま思えば過去問くらいはちゃんとやっておけばよかった)。

試験を受ける

全体的に、勉強した内容が全然出なくて驚きました
今まで受けた資格試験(基本情報処理技術者試験、漢字検定アロマテラピー検定)では、だいたい出題内容は勉強している中で見たことのある内容だったのですが、見たことのない問題ばかり。
特に、10問しかない教育原理と社会的養護が壊滅的で、終わったー、という感じでした。
合格率10%台の理由がよくわかりました。

自己採点する

平成25年保育士試験 解答速報|生涯学習のユーキャンを見て自己採点した結果が下記(赤字が不合格科目)。

科目 点数
保育原理 14/20
教育原理 5/10
社会的養護 6/10
児童家庭福祉 16/20
社会福祉 13/20
保育の心理学 14/20
子どもの保健 10/20
子どもの食と栄養 12/20
保育実習理論 10/20

というわけで、6科目合格になりそうです。

試験を終えて

一般常識と試験のテクニックだけでは解けない(暗記・理解が必要)科目は合格できなかった、という印象です。あとは、5択で選択肢を2つまで絞って、勘で選んだものがことごとく外れた科目に落ちたな、と。
全く勉強しなくても解けそうな教科もいくつかある一方で、広く深くしっかり勉強しないと合格の確率が低い科目があるのも事実だな、と感じました。
限られた時間で、「一発合格」を目指すのであれば、ノー勉で解けそうな教科はある程度捨てて、暗記系科目に勉強時間を割いたほうが効率がよいかな、と感じました。
来年こそは確実に合格したいと思います!!